動物病院の診療は全て自由診療って知っていますか?

つまり、治療費はすべて医者の言い値なんです!

全国で犬と猫の飼われている数はなんと約2000万頭もいますが、そのほとんどが家族同然に可愛がれ、大切に育てられています。

その一方で犬猫の医療にかかる医療費は高額になっています。

そして、動物病院の中には悪質な金儲け主義の経営がまかり通っているのです。

なんと年間の治療費が150万円!

ある飼っている愛犬が散歩に行きたがらないので動物病院に診察してもらったところ、入院して様子を見ることになったそうです。

そして、点滴や検査・手術、入院費などでトータル33万円も請求された事例がありました。

入院はたったの3日間で、どんな手術を何のためにしたのかもはっきりとした説明はしてもらえなかったそうです。

昨今、空前のペットブームといわれていますが、全国で飼われている犬猫は約2000万頭に達し、家族同様に可愛がれ、大切に育てられています。

犬猫の医療も高度化し、以前であればわざわざ病院に連れてくるようなケースはほとんどなく、家庭で自然死していたようなケースでも今は動物病院で延命治療が行われているのです。

飼い主が愛犬にかける1年間の平均的な診療費は約6万円となっています。

ところが、飼い主の気持ちとは裏腹に動物病院が愛犬におこなう医療行為が本当に必要なものかがとても怪しい場合が多いのです。

動物病院を開業するためには獣医師の資格が必要ですが、獣医師には「日本獣医師会」に所属している医師とそうでない医師がいるのです。

「日本獣医師会」に所属していない場合、制約は何もなく自由に活動できるのです。

獣医の資格を持っていて医師の格好をしていれば、飼い主は信用してしまいます。

獣医から、「検査が必要です」「手術が必要です」「投薬しましょう」「通院してください」と言われれば、飼い主は何の疑いもなく従ってしまうのです。

獣医は一度資格を取ってしまえば、よほどのことがない限り資格を失う事はありません。

動物業院を開業している医師の中には金儲け主義に走ったり、動物の事を全く考えない治療を行う意思がいるのも事実なんです。

 

処置室の中で何が行われているのか?

現在、獣医の数は全国で3万5000人もいます。

そして1年間で国家試験を受けて獣医師になった数が約1000人となっています。

その一方でペットの数は今までは右肩上がりに増加していたのが、高齢化社会の影響で今後は減少が予測されています。

この為、ペットの数が減少していくと動物病院は淘汰され、廃業を余儀なくされる獣医も出てくることになります。

そういった事態から抜け出そうと金儲け主義に走る獣医が出てくるのです。

 

ある病院に犬が運び込まれてきたそうです。

その犬は少し触診しただけですぐに子宮蓄膿症という病気だとわかる状態で、当然すぐに手術をして幹部を切除しました。

実はその犬は、この病院に来る前に他の病院で診てもらっていて、様々な検査をしたにもかかわらず特に何もせず家に帰されたそうです。

しっかりと、初診料や検査費や注射代、薬代といった実際には必要のない代金まで請求してその額は10万円に近かったそうです。

普通の獣医なら少し触診すればすぐにわかるような病気でも、金儲けのために不必要な検査をしてそのくせ本来の病気には手をつけずに終わらせてしまったのです。

病気に苦しむ愛犬のことなど何も考えずにです。

医療行為を厚労省によっていろいろと決められている人間と違って、動物の医療行為は全て獣医の言い値で決まっています。

飼い主の足元を見て高額な医療費を請求している獣医も存在するようです。

昔は獣医師会の取り決めた料金表といったものが存在していたようですが、公正取引委員会から指導が入り一律の料金表は廃止となってしまいました。

現在では病院ごとに料金が設定されているのです。

例えば、普通の避妊手術でも通常の病院では3~4万円程度の手術費となるのですが、最新の高額な機器を導入している病院では10万円から20万円も請求する場合があります。

私たち飼い主は慎重に獣医師や病院を選ぶ必要があるのです。

次回に続く